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テクニカル情報
一般的に起こりやすい事例

一般的な諸症状


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一般的な気象によるジェッティングの変化について

■キャブレターに吸入される空気中の酸素量は、
  様々な気象条件により変化し,それによってセッティングも変化します。
  季節の変わり目や走る場所の標高差で調子の変化はこのためです。

■ストリートでのセッティングは、
 ピンポイントでベストを探すというより、
 最大公約数のセッティングを探すことを考えたほうが楽しめるかと思います 。

気候チャート

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セッティングの手法例(一般的な症状と対策)

症状と対策表


ヨシムラTMR-MJN スロー系の勘所
*通常良く使う開度0~1/4までのセッティングについて

セッティング箇所は、
PJ(スロージェット)
PAS(パイロットエアスクリュー)・注STDのTMRは、PAJ(パイロットエアジェット)
PS(パイロットスクリュー)
上の箇所にて調整します。


手順1・PASにてアイドリングが一番高くなり安定するところを見つける。
*マルチエンジンの場合2~3回繰り返して決定する。
手順2・アイドルストップスクリューで適度に回転を下げ、PSを90°ずつどちらかに動かしてアイドリングの高くなるポイントを探る。
*アイドリングの回転をここで調整するイメージで作業をします。
手順3・試運転を行い、チョイ開け~開度8/1クライの範囲におけるエンジンのツキをPASにて再度調整します。

以上を何回か繰り返しながら、色々な走行状況を試し、最大公約数を探し出します。


◆セッティングに迷ったときは・・・
① PSを基準値(1・1/2)で固定して、PJとPASの組合せでセッティングを探る。

② PASを2回転戻し程度に固定して、PSにて調整する。

この領域はストリートでの乗り味を決めますのでじっくり取り組むことでTMRのもたらすすばらしい世界を堪能できます。


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“キャブレター”を楽しむ”基本編

    -アクセル開度と作用するそれぞれのジェットと効能-

【アクセル開度イメージチャート】
アクセル開度と各種ジェットの作用イメージ
■準備
 ●1アクセルグリップとホルダーにマジックで、0.1/2.全開.の各位置に印をつけます。
 ●2マニとキャブの取り付けを再度確認します。
 ●3アクセルがスムーズに開閉できることを確認します。
■セッティング
 ●1 暖気を済ませます。
 ●2 アイドリング状態で“エアースクリュー”を軽く閉めた所から徐々に緩めていき、
     アイドル回転が一番高くなる位置を探し、そこから約90°閉めた状態にします。
 ●3 アイドリングを調整ネジで規定の回転数にします。
 ●4 実走>
    エンジンが、一番良く廻る(最高回転数が高くなる)メインジェットを探す。
 ●5 中間をニードルのクリップ段数によりつながりを見ながら調整する

以上が、セッティングの基本になります。

セッティングは、微妙な変化を感じながらの作業です。
  落ち着いて時間に余裕を見ながら実行してください

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