セッティングの手法例(一般的な症状と対策)

症状と対策表


ヨシムラTMR-MJN スロー系の勘所
*通常良く使う開度0~1/4までのセッティングについて

セッティング箇所は、
PJ(スロージェット)
PAS(パイロットエアスクリュー)・注STDのTMRは、PAJ(パイロットエアジェット)
PS(パイロットスクリュー)
上の箇所にて調整します。


手順1・PASにてアイドリングが一番高くなり安定するところを見つける。
*マルチエンジンの場合2~3回繰り返して決定する。
手順2・アイドルストップスクリューで適度に回転を下げ、PSを90°ずつどちらかに動かしてアイドリングの高くなるポイントを探る。
*アイドリングの回転をここで調整するイメージで作業をします。
手順3・試運転を行い、チョイ開け~開度8/1クライの範囲におけるエンジンのツキをPASにて再度調整します。

以上を何回か繰り返しながら、色々な走行状況を試し、最大公約数を探し出します。


◆セッティングに迷ったときは・・・
① PSを基準値(1・1/2)で固定して、PJとPASの組合せでセッティングを探る。

② PASを2回転戻し程度に固定して、PSにて調整する。

この領域はストリートでの乗り味を決めますのでじっくり取り組むことでTMRのもたらすすばらしい世界を堪能できます。


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